ネット上のグルメ情報には、長年アップデートされていない固定観念が散見されます。現場の検証から判明した代表的な誤解と、快適に味わうための穴場戦略を公開します。
最大の誤解は、「名店で食べるなら開店直後(11時)に行くのが一番早い」というものです。実際には、熱心なファンや観光客が開店30分〜1時間前から待機するため、第1ロット(最初の入店組)に漏れると、開店から着席までかえって40分以上の待機を強いられます。本当に狙うべき新宿つけ麺ランチ穴場の時間帯は、昼のピークを過ぎた「14時30分〜16時30分」のアイドルタイムです。風雲児は昼夜2部制のため昼営業終了間際に注意が必要ですが、通し営業を行っている麺屋武蔵や龍の家、五ノ神製作所であれば、待ち列が5〜10人程度まで減少し、スムーズに入店できます。
また、歌舞伎町を抱える新宿ならではの要素として深夜営業つけ麺店の存在があります。「夜遅くに行けば行列を回避できる」と思われがちですが、これにも落とし穴があります。西武新宿駅周辺や歌舞伎町寄りの店舗では、終電後の深夜1時〜3時に第2の混雑ピークが到来します。アルコールを摂取した後の「締めの一杯」を求める層が殺到するため、深夜帯であっても30分待ちが発生することがあります。真に快適な食事を望むのであれば、平日の夕方(17時前後)の開店直後が最も穴場となります。