風車の景観とともに布引高原の最大の魅力となっているのが、四季折々に咲き誇る広大な絨毯のような花々です。標高が高いため、平地と比べて開花時期が2週間から1カ月ほど遅れてやってくるのが大きな特徴です。
初夏を告げる布引風の高原の菜の花は、例年5月中旬から6月上旬にかけて最盛期を迎えます。残雪を残す山々を背景に、標高1,000メートルを黄色く染め上げるコントラストは見事というほかありません。
そして年間を通して最も多くの観光客で賑わうのが、夏の名物である郡山布引風の高原ひまわりの見頃です。約20万本が咲き乱れるピークは例年8月中旬から8月下旬。お盆休みの時期に重なることも多く、青空と風車、そして大輪のひまわりが織りなすパノラマは息を呑む美しさです。
夏の熱気が落ち着く初秋には、郡山布引風の高原コスモスの時期が幕を開けます。開花は8月下旬から始まり、9月中旬から9月下旬にかけて満開を迎えます。白、ピンク、紅紫色の可憐なコスモスが秋風に揺れる光景は、高原特有の澄んだ空気も相まって非常に幻想的です。