「結婚式のハーフアップはNG」という噂が生まれた最大の要因は、フォーマルシーンにおけるダウンスタイル(髪を下ろした髪型)への懸念にあります。伝統的な冠婚葬祭の作法では、食事中にお辞儀をした際、髪が前に垂れて手で払う仕草や、料理に髪が触れることが不衛生とみなされてきました。髪を完全に下ろしたダウンスタイルがフォーマル度「低」とされるのはこのためです。
しかし、トップやサイドの髪をすっきりとまとめるハーフアップは、お辞儀をしても顔周りに髪がかからないため、お呼ばれゲストのマナーとして完全に認められています。重要なのは「顔周りの清潔感」と「毛先のまとまり」です。下ろした毛先がボサボサであったり、サイドの髪が落ちてきたりする状態はマナー違反と受け取られかねないため、丁寧なブローやアイロンによるカールづけが必須条件となります。