グルメレビューサイトやSNS上におけるもぐらや どら焼き 口コミ評判を丹念に追うと、絶賛の声が大半を占める一方で、非常に興味深い独自の評価軸が存在することが浮き彫りになります。
支持派が口を揃えるのは、「1個で圧倒的な満足感がある」「甘すぎず、小豆の香りが鼻に抜ける」「皮と餡のバランスが絶妙で、何個でも食べたくなる」という点です。特に下町の生活圏で育ったミドル層やシニア層からは、「高級気取りの和菓子ではなく、お茶の間で緑茶と一緒にがぶりと頬張るのに最高」という熱烈な証言が寄せられています。
一方で、スイーツ愛好家や専門レビュアーの一部からは「粉感を感じる厚めの生地」「冷めた回転焼き(今川焼き)を食べている感覚に近い」といった指摘も見受けられます。東京の「うさぎや」や「亀十」のような、羽二重のように柔らかい泡立て生地や極薄の皮に慣れ親しんだ層からすると、もぐらやの生地はやや素朴で武骨に感じられる場合があります。しかし、この「回転焼きにも通じる力強い粉と小豆のコンビネーション」こそが、日常のエネルギー源として愛されてきた大阪・西成の味の神髄といえます。