サイバー犯罪の手口は年々巧妙化しており、古典的な総当たり攻撃(ブルートフォースアタック)から、人間の心理的隙を突くソーシャルエンジニアリングへとシフトしています。ネット上の被害相談掲示板や情報処理推進機構(IPA)への報告事例を検証すると、2026年最新インスタ乗っ取り手口として特に被害が多発しているパターンが浮き彫りになってきました。
現在最も被害報告が目立つのは、親しい友人やインフルエンサーのアカウントが先に乗っ取られ、そのアカウントから送られてくる「アンバサダーの推薦投票をしてほしい」「スクショのリンクを踏んで認証コードを教えて」という手口です。被害者の手記には、「昔からの友人のアカウントから送られてきたDMだったため、全く疑わずにSMSコードを転送してしまい、わずか3分で自身のアカウントから締め出された」という悔恨の声が数多く残されています。さらに、偽のMetaサポートを装い「著作権侵害の警告。24時間以内に異議申し立てを行わないとアカウントを永久停止する」と脅迫してフィッシングサイトへ誘導する手口も横行しています。