皮付きとうもろこしを買い込んだものの、数日では食べきれない。そんな時に絶大な効果を発揮するのが、2週間近く甘さと瑞々しさをキープするプロ直伝のプロテクト保存だ。ポイントは「加熱せずに生のまま扱うこと」と「ヒゲと皮を天然のバリアとして最大限活用すること」にある。
冷蔵保存の場合、まずは外側の汚れた皮を1〜2枚だけ取り除き、緑色の内皮を残す。皮ごとキッチンペーパーや新聞紙でしっかり包み、ジッパー付き保存袋へ入れる。ここでの黄金律は「立てて保存する」こと。とうもろこしは畑で生えていた状態、つまり茎を下に向けた垂直の姿勢を保つことで、無駄なエネルギー消費を防ぎ、2週間近くシャキッとした食感を保てる。冷蔵庫の野菜室に立てかける工夫一つで、水分の蒸発と甘みの低下が目に見えて変わるのだ。
一方、さらに長期間の保存や美味しさの凝縮を狙うなら「生のまま冷凍保存」が圧倒的におすすめだ。皮を2〜3枚残した状態で1本ずつラップで隙間なく包み、そのまま冷凍室へ。解凍時はラップのまま電子レンジ(600Wで約5分)で加熱するだけで、蒸し器を使ったかのようなジューシーで濃厚な甘みが復活する。茹でてから冷凍する従来の手間はもう不要。現在のキッチンにおける新常識として、急速に定着しつつある裏技だ。