チケット購入時に最も悩むのが、かつしかシンフォニーヒルズの座席表とステージの見え方です。モーツァルトホールは1階席と2階席で視界と音の届き方に明確な特徴があります。
1階席(前方列〜後方列)の傾斜は中通路(13列目後方)を境になだらかからしっかりとした段差へと変化します。1列目から5列目前後は演奏者の指先や表情を間近で堪能できる一方、オーケストラの全体バランスを俯瞰して聴くにはやや直接音が強くなる傾向があります。視界と音響のバランスが最も優れているのは1階10列〜18列の中央ブロックであり、舞台全体が見渡せ、頭上からの反射音も綺麗にブレンドされて届きます。
2階席(正面およびバルコニーサイド席)は傾斜が急に設計されており、前の人の頭でステージが遮られる心配がほとんどありません。2階正面の最前列〜3列目はホール全体の音の広がりを最も美しく感じられる「音響的特等席」です。ただし、2階左右のバルコニー席(サイドブロック)はステージを斜め上から見下ろす角度となるため、舞台奥の打楽器奏者や合唱団の一部が見切れとなる場合があります。視覚的な完全性を求めるなら正面ブロックを確保するのが堅実です。