作品を追うごとにキャスト陣の豪華さと役柄の重厚感が増していくのも本シリーズの醍醐味です。各作品ごとの関係性の変化を整理します。
■ 第1作『アウトレイジ』(2010年)
山王会会長・関内(北村総一朗)の狡猾な指示により、池元組(組長:國村準)と傘下の大友組、そして村瀬組(組長:石橋蓮司)が衝突。さらに若頭の加藤(三浦友和)が暗躍し、組織内の粛清が連鎖します。警察の片岡(小日向文世)は大友を利用しながら出世を目論みます。
■ 第2作『アウトレイジ ビヨンド』(2012年)
加藤がトップに君臨した山王会は政財界へ進出し巨大化。これに危機感を抱いた片岡は、獄中から出所した大友と、かつて大友に顔を斬られた木村(中野英雄)を結託させ、関西の花菱会(若頭:西野/西田敏行)を巻き込んだ壊滅作戦を仕掛けます。
■ 第3作『アウトレイジ 最終章』(2017年)
舞台は韓国・済州島から始まります。日韓を牛耳るフィクサー・張会長(金田時男)のもとに身を寄せていた大友が、花菱会の幹部・花田(ピエール瀧)の不始末をきっかけに再び抗争の渦中へ。新会長・野村(大杉漣)と若頭・西野の内紛に大友の個人的な復讐が交錯します。