上司に妊娠を切り出す際は、いきなり業務チャットのオープンスペースに書き込むのではなく、「個別の相談時間を確保してもらうためのアポイントメント」を取り付ける形を取ります。用件を濁しすぎると「退職の相談ではないか」と過度な警戒を招くため、「今後の業務体制についてご相談したいことがございます」といった表現を用いるとスムーズです。
1. 上司への面談アポイント(メール・チャット文例)
【件名】今後の業務体制に関するご相談のお願い(氏名)
〇〇課長
お疲れ様です。〇〇です。
今後の担当業務および働き方に関して、少々ご相談したいことがございます。
恐れ入りますが、来週中に30分ほど個別の面談のお時間をいただくことは可能でしょうか。
差し支えなければ、〇月〇日(〇)14時〜、もしくは〇月〇日(〇)11時〜のご都合はいかがでしょうか。
急ぎの案件ではございませんが、直接お話しできれば幸いです。ご調整のほどよろしくお願いいたします。
2. 面談でのスマートな切り出し方(口頭スクリプト)
「お忙しい中お時間をいただきありがとうございます。プライベートな報告となり恐縮ですが、このたび子どもを授かりました。現在妊娠〇週で、出産予定日は〇月〇日頃です。体調を見つつ、産前産後休業および育児休業を取得し、その後は復帰して勤務を続けたいと考えております。まずは〇〇課長に第一にご相談したくお時間を作っていただきました」
3. つわりや体調不良で急ぎ配慮を要する場合のメール例文
【件名】体調に関するご相談と業務調整のお願い(氏名)
〇〇課長
お疲れ様です。〇〇です。
私事で大変恐縮ですが、現在妊娠初期の段階にあり、医師から心拍の確認を受けたところです。
数日前よりつわりの症状が強く現れており、業務中に急な体調不良が生じる可能性が出てまいりました。
本来であれば対面で直接お伝えすべきところ、メールでのご報告となり大変失礼いたします。
安定期前の極めてデリケートな時期のため、大変勝手ながら周囲への公表はまだ控えさせていただけますと幸いです。
当面の業務進行や体調管理について、体調が落ち着いているタイミングで一度オンラインにてご相談させていただけないでしょうか。
4. パート・派遣社員の報告文例(派遣元・派遣先へのアプローチ)
派遣社員の場合、雇用契約を結んでいる「派遣元(派遣会社)の営業担当者」へ最初に伝えるのが契約上の大原則です。派遣元への共有が完了した後に、派遣先の上長へ相談する流れを踏みます。
【件名】今後の就労に関するご相談(スタッフ氏名)
〇〇株式会社 担当〇〇様
いつも大変お世話になっております。派遣スタッフの〇〇です。
私事で恐縮ですが、このたび妊娠が判明いたしました。出産予定日は〇月頃となります。
今後の契約更新や派遣先での就業継続について、ご相談させていただきたく存じます。
派遣先の担当者様へのご報告のタイミングや手順につきましても、〇〇様とすり合わせの上で進めたく存じますので、お打ち合わせのお時間をいただけますと幸いです。