受診を検討する際、最も多くの人が直面する疑問が「恵佑会札幌病院(本院)」と「恵佑会第2病院」の機能的な違いです。同一法人であり、物理的な距離も徒歩圏内に位置していますが、担っている医療機能は明確に二分されています。
恵佑会札幌病院が、消化器外科や泌尿器科を中心としたがんの根治手術、ロボット支援手術、緊急入院を受け入れる「高度急性期病院」であるのに対し、恵佑会第2病院は内科的治療、療養・回復期リハビリテーション、そして終末期医療を担う「緩和ケア病棟(ホスピス)」を軸に据えています。恵佑会第2病院の診療科目には、一般内科、消化器内科、呼吸器内科、循環器内科、リハビリテーション科、緩和ケア内科などが並び、日々の慢性疾患管理から専門的ながん性疼痛緩和まで幅広く対応しています。
両院の違いを明確にするため、主要な項目ごとに比較整理したデータが以下の通りです。
地域医療構想に基づく機能分化が進む北海道内において、恵佑会グループはこの2拠点体制によって急性期から終末期までのシームレスな医療を提供しています。「どちらが優れているか」ではなく、「現在の病期(ステージ)においてどちらの設備が必要か」という視点での見極めが求められます。