両親がポップス界の頂点に立つ天才ミュージシャンであることから、「娘も当然のように音楽の道へ進んだのではないか」と想像されがちです。しかし、関係者の証言やこれまでの文化報道を紐解くと、竹内まりやの娘の職業は音楽家ではなく、イラストレーター・現代美術系のクリエイターであることが分かっています。
ネット上や業界内では、彼女の名前は「山下えり」として広く知られています。幼少期から感性豊かな教育環境で育ち、絵画やデザインに強い関心を示していたとされ、出身大学についても母・竹内まりや氏の母校である慶應義塾大学などではなく、武蔵野美術大学をはじめとする国内有数の美術系大学へ進学したという説が極めて有力です。
過去には、音楽関係のビジュアルデザインやCDジャケット、装丁画などに「ERI」名義などで関わっていた形跡が美術関係者の間で話題になったこともありました。しかし注目すべきは、彼女が「山下達郎と竹内まりやの娘」という巨大な肩書を宣伝文句に利用した形跡が一切見当たらないという点です。
親の威光を一切排し、無名の新人クリエイターと同じ地平から自らの筆一本で勝負する姿勢は、父・山下達郎氏が貫いてきた職人気質の美学を色濃く受け継いでいると言えます。現在も特定の画風や世界観を愛好するファンコミュニティに向け、作家としての確固たる世界観を築き上げていると目されています。