プレゼント選びで最も避けたいのは、贈り主の自己満足で終わってしまう事態です。編集部が男子高校生および現役大学生を対象に実施したヒアリング調査では、表向きは笑顔で「ありがとう」と答えつつも、内面では扱いに困惑したという切実な告白が多数寄せられました。
高校生男子のプレゼントとして「実は嬉しくないもの」の筆頭に挙がったのは、本人の趣味と異なるデザインのアパレル類です。高校生期は自己表現の模索期であり、ストリート、古着、シンプルなど個々のこだわりが細分化しています。親やパートナーの主観で選ばれた柄物のシャツやパーカーは、「好みに合わないけれど、着ないと角が立つ」という強いストレス要因になりかねません。
「母親が買ってきたブランドロゴが大きく入った服は、友達に見られるのが恥ずかしくて一度も外に着ていけなかった」(都内公立高校2年・男子生徒)という生々しい証言もあります。さらに、香りの好みが極端に分かれる香水や、デザインが奇抜なシルバーアクセサリー、親からの「これで勉強しろ」というメッセージが透けて見える参考書・学習教材なども、純粋な祝福として受け止められにくい代表例です。