バレーボール指テーピング完全版!突き指を防ぐ正しい巻き方と部位別固定術

バレーボール指テーピング完全版!突き指を防ぐ正しい巻き方と部位別固定術

バレーボール指テーピング完全版!突き指を防ぐ正しい巻き方と部位別固定術の概要と注目ポイントをわかりやすく整理しました。

昭和・平成の部活動現場で長年信じられていた最大の誤謬が、「突き指をしたらすぐに指を引っ張って関節を戻す」という悪習です。整形外科医および日本スポーツ協会の指針でも明確に警告されていますが、突き指の実態は関節包や側副靭帯の微小断裂、あるいは骨と腱が剥がれる「剥離骨折(マレット指)」であることが多いため、無理に引っ張る行為は損傷部位を完全に断裂させ、後遺症を残す極めて危険な行為です。

バレー突き指治し方現在の標準手順は、急性期プロトコルに沿った以下の3ステップです。

  1. 直後の冷却と圧迫(ICE):氷嚢(アイシングバッグ)で15〜20分程度冷却し、内出血と腫れの上昇を抑える。
  2. 安静と固定(Rest & Support):腫れが引くまでの間、隣の指と一緒に固定するか、アルミ副木を用いて患部を安静に保つ。
  3. 整形外科でのレントゲン診断:指が自力でまっすぐ伸びない場合や、関節が横方向にグラグラする場合は骨折・完全断裂の疑いがあるため、即座に専門医を受診する。

現場の指導者や選手自身の証言でも、「たかが突き指と放置して受診が遅れ、関節が太く固まってしまって元のトス感覚が戻らなくなった」という声は少なくありません。テーピングは治療器具ではなく、あくまで悪化防止と保護のための補助手段であるという認識を持つことが肝要です。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。