国内シェアの大半を占める主要3大メーカーですが、フィルターの素材設計や構造によって推奨される洗浄手順には明確な違いが存在します。
1. シャープ(プラズマクラスター加湿空気清浄機)
シャープ製品の加湿フィルターは、気化効率を高めるために特殊な不織布構造を採用しています。日常のお手入れはフィルター枠を付けたまま水洗いし、白い汚れが目立つ場合はクエン酸水につけ置きします。枠からフィルターを無理に外そうとすると爪が破損しやすいため、枠ごとすっぽり収まるバケツや浅型トレーを用意するのがポイントです。また、強烈な異臭がある場合は重曹水でのつけ置きも公式に認められています。
2. パナソニック(気化式加湿機・ナノイー搭載モデル)
パナソニックの「フュージョン静音加湿フィルター」は、立体編み物構造を採用しており、押し洗いが可能な高い耐久性が特徴です。旭化成との共同開発素材が使われているモデルでは、ぬるま湯での定期的な押し洗いで繊維の奥に入り込んだ汚れを押し出せます。カルキ汚れには中性洗剤やクエン酸水を使用し、しっかりもみ洗いした後に十分すすぎます。
3. ダイニチ(ハイブリッド式加湿器)
ダイニチの「抗菌気化フィルター」は非常にデリケートな蛇腹構造になっています。強い力で揉んだりブラシでこすったりすると、繊維が破れて加湿性能が大幅にダウンします。お手入れの基本は「クエン酸水への浸け込み」のみとし、汚れが溶け出したら水の中で優しく揺らぎ洗いを行ってください。