本作の卓越した構成力と歴史的価値は、漫画界内外で極めて高い評価を獲得しています。2017年には第46回日本漫画家協会賞・優秀賞を受賞。審査員や有識者からは「戦争の悲惨さを声高に叫ぶのではなく、日常の延長にある死のリアリティを可視化した稀有な表現」として絶賛を浴びました。
読者レビューにおいても、「涙が止まらない」「教科書では学べない兵士の生身の息遣いが伝わってくる」といった感動の声が相次いでいます。凄惨な描写に逃げず、かといって過激な刺激に頼らない誠実な作劇姿勢が、戦争体験者の高齢化が進む現代において後世へ語り継ぐべき最重要テキストとして支持される理由です。