本作が王道のラブコメディとして高い完成度を誇った要因の一つに、主演の深田恭子との息の合った演技合戦がある。
深田演じる鈍感で愛らしい塾講師・春見順子と、彼女に一途な思いをぶつける由利匡平。二人の絶妙な距離感とテンポの良い掛け合いは、世代を超えて幅広い層の視聴者を釘付けにした。
特に、ピンク髪の匡平が順子の髪に触れるシーンや、ストレートな言葉で告白する場面は、ラブコメディ史に残る名シチュエーションとして今もファンの記憶に刻まれている。派手な外見に頼るだけでなく、演技の呼吸で視聴者を惹きつけたことが、作品のロングヒットへと繋がった。