Q1:個人経営の小さなカフェですが、CDを店内で流すだけでもJASRACへの支払いは必要ですか?
A1:はい、原則として必要です。客席面積が500㎡以下の店舗であれば年額6,000円(税抜)の定額プランが用意されています。支払いを避けたい場合は、著作権フリー音源のCDを使用するか、店舗利用に対応した商用BGMストリーミング配信サービス(音楽著作権料が月額利用料に含まれているサービス)を契約するのが現実的な選択肢です。
Q2:YouTubeで自作動画のBGMに市販のCD音源を使いたいのですが、申請すれば使えますか?
A2:JASRACやNexToneへの申請だけでなく、レコード会社などの原盤権者(著作隣接権者)からの個別許諾が必要です。大手レコード会社が個人のYouTube投稿に対して原盤使用を個別許諾するケースは極めて稀であり、無断で使用するとContent IDによる動画の収益没収や動画削除、アカウント停止のリスクがあります。特別な事情がない限り、ライセンスが明確なロイヤリティフリー音源を活用することを推奨します。
Q3:社内イベントや入社式でBGMを流す場合も著作権料は発生しますか?
A3:原則として発生します。企業の社内行事は「企業の円滑な業務運営や士気向上」という広義の事業目的に資するものとみなされ、著作権法38条の「非営利」要件を満たさないと解釈されるためです。参加者から入場料を取らない場合であっても、BGM利用としての所定の手続きが必要になります。