長年スポットライトを浴び続ける大物カップルゆえに、過去のインターネット上や一部週刊誌では、根拠のない「不仲説」や「離婚危機」が書き立てられた時期もありました。
代表的な誤解が、2010年前後に浮上した「仕事格差によるすれ違い説」です。当時、松嶋菜々子さんが大ヒットドラマ『家政婦のミタ』(2011年、最終回視聴率40.0%)などで社会現象を巻き起こしていた一方、反町隆史さんの露出が一時的に落ち着いていたことから、「格差婚」「夫のプライドが傷ついているのでは」といった憶測がネット掲示板などで飛び交いました。
しかし、これらは完全な的外れの憶測に過ぎませんでした。関係者や報道各社の取材データによれば、これは2人が事前に話し合って取り決めた「完全交代制の育児シフト」に基づく計画的な選択でした。双方が同時に主演級の多忙なスケジュールを抱えてしまうと、家庭内で子供たちと過ごす時間が失われてしまいます。そのため、松嶋さんが大作に挑む期間は、反町さんが積極的に学校行事への参加や送り迎え、家事を引き受けていたのです。
互いのプライドではなく「家族としての幸福」を最優先に据えた役割分担が、外部からは「露出の差」として誤認されていただけでした。事実、子供たちの成長とともに反町さんが『相棒』で大復活を遂げ、今度は松嶋さんがサポートに回るなど、見事な相互補完関係が実証されています。