ハースの代名詞とも言えるのが、香ばしい焼き上がりとモチモチ食感が同居する本格ガレットだ。フランス・ブルターニュ地方の伝統技法を守りつつ、日本人の繊細な味覚に合わせた進化を続けている。
「生地の熟成温度と水分の配分、そして鉄板の温度管理。この3つがコンマ1秒でも狂えば、納得のいくパリッとした食感は生まれません」
そう語るのは、料理への並々ならぬ情熱を注ぐハース 総料理長だ。厳選した国産そば粉を独自ブレンドし、一晩じっくり寝かせることで、そば粉本来の甘みと豊かな香りを最大限に引き出している。高温の専用鉄板に薄く生地を伸ばし、表面はクリスピーに、中央は素材の旨味を閉じ込めるように丁寧に焼き上げる職人技は、まさに圧巻だ。