いかなる街にも光と影が存在します。住み心地の良さばかりに目を奪われ、デメリットを把握せずに入居を決めた結果、練馬高野台住んで後悔した理由としてネット掲示板や住民座談会で吐露されるリアルな課題を4つの側面に整理しました。
1. 救急車・ドクターヘリの走行音・騒音問題
駅前の順天堂大学医学部附属練馬病院は、区内全域から緊急搬送が集まる3次救急医療機関です。昼夜を問わず救急車がサイレンを鳴らして幹線道路を往来するため、駅近物件や富士見通り沿いに住む場合、窓を開けているとサイレン音が頻繁に室内に響き渡ります。音に過敏な方にとっては、防音サッシの有無が死活問題となります。
2. 急行・快速の通過による運行ダイヤの制約
西武池袋線の複々線区間において、急行・通勤急行・快速・準急の多くは練馬高野台駅を高速で通過します。池袋方面への移動時、各駅停車を乗り続けると17〜20分を要し、急行への乗り換えのために練馬駅や石神井公園駅で接続待ちが発生するケースがあります。分刻みのスケジュールで動く通勤者からは「目の前を通過していく電車を見るのがもどかしい」という不満が散見されます。
3. 外食・商業エンターテインメントの選択肢不足
駅周辺にはチェーン系のファストフード、定食店、数軒のカフェや居酒屋はあるものの、個性的な個人レストラン、居酒屋横丁、アパレルショップ、大型書店、映画館といった文化・商業インフラは乏しいのが現実です。休日のショッピングや外食を楽しむには、石神井公園や練馬、あるいは池袋まで出向くことが前提となります。
4. 練馬区高野台ハザードマップ水害リスクの存在
石神井川の恩恵を受ける反面、近年激甚化する局地的大雨への備えは必須です。練馬区が公表する浸水ハザードマップを確認すると、石神井川沿いの低地部や窪地にあたるエリアでは、想定最大規模降雨(総雨量690mm、時間最大雨量153mm)時に床上浸水や床下浸水の浸水想定区域に指定されている地点が存在します。川沿いの低層階(1階・地下室)を検討する際は、敷地の地盤高や止水設備の有無を必ず確認しなければなりません。