外歯瘻が本格的に皮膚を突き破る前、あるいは破れた直後には、特有のサインが現れます。以下のような兆候に心当たりがある場合は警戒が必要です。
代表的な初期症状は、顎の下やフェイスラインの皮膚をつまんだときに感じる硬い「しこり(皮下硬結)」です。指で触れると、骨から皮膚に向かって硬いコード状の組織(瘻管)が繋がっている感触を覚えることがあります。しこりを強く押すと、中心の小さな穴からわずかに膿や浸出液がにじみ出ます。
また、「赤く腫れて潰れ、かさぶたになって治ったと思ったらまた腫れる」というサイクルを半年以上繰り返しているデキモノは、典型的な外歯瘻の挙動です。患部周辺の歯を指やスプーンの背などで軽くコンコンと叩いた際、響くような鈍い違和感(打診痛)を覚える場合は、その歯が感染源である可能性が極めて濃厚です。