SNSや健康相談フォーラム、歯科・睡眠外来の現場では、睡眠中の開口に苦しむ切実な証言が後を絶ちません。30代会社員の男性は「朝起きると喉の奥が張り付いたように痛く、水を飲むのも激痛。風邪かと思って内科を受診したら、単なる口呼吸による重度の粘膜乾燥と診断された」と語ります。
また、子育て世帯からの相談で急増しているのが口を開けて寝る 子供の症例です。「寝相が悪く、常にいびきをかいて口を開けている」「昼間の集中力がなく、落ち着きがない」といった悩みの背景には、アデノイド(咽頭扁桃)や口蓋扁桃の肥大による気道閉塞が潜んでいるケースが珍しくありません。小児期の口呼吸は、上顎の発育不全や集中力低下、将来的な睡眠障害の引き金となるため、早期の医学的介入が求められます。