フェニーチェ堺の象徴とも言える大ホールは、3層構造のアリーナ・バルコニー席を備えたプロセニアム型の本格派劇場だ。ステージ上の音が客席全体へ均一に、そして豊かに届くよう音響設計が徹底されており、ピアニッシモの微細な余韻からフルオーケストラの轟音まで、歪みのないクリアな響きを届けてくれる。
特にクラシック音楽の演奏者からの評価は極めて高い。ステージと客席の距離感が絶妙に詰められており、後方の座席からでも視界が大きく開ける設計となっている。生の音に包み込まれるような感覚は、一度体験すると忘れられない強烈な記憶として観客の心に刻まれる。