タイヤ製造年月日の見方と寿命の真相!側面の4桁数字が命を守る

タイヤ製造年月日の見方と寿命の真相!側面の4桁数字が命を守る

タイヤ製造年月日の見方と寿命の真相!側面の4桁数字が命を守るに関する深掘り解説を丁寧に解説いたします。

「先月ディーラーの車検をパスしたばかりだから、タイヤも絶対に安全だ」という認識は、日本のドライバーコミュニティに蔓延する最も危険な神話の一つです。結論から述べれば、車検とタイヤ製造年数の間には直接的な連動規定が一切存在しません。

道路運送車両法に基づく自動車検査独立行政法人の審査事務規程において、タイヤの合否を分ける外観基準は主に以下の2点に絞られています。

  1. 接地部の溝の深さが、いずれの箇所においても1.6mm以上残っていること
  2. 亀裂、き裂又はコード層の露出等、著しい破損がないこと

驚くべきことに、製造から何年経過しているかという年数基準は法律上定められていないのです。検査官が目視で確認した際、内部コードが露出するほどの破断やエア漏れを伴う深い亀裂が認められなければ、製造から9年が経過したカチカチの硬化タイヤであっても車検の検査ラインをすり抜けてしまいます。

ネット上のコミュニティ(知恵袋や車愛好家SNS)では、以下のような切実な告白が多数投稿され、議論を呼んでいます。

「中古車販売店で『車検2年付き・納車時点検整備済み』で購入した軽自動車。納車からわずか3ヶ月後、高速道路を走行中に左後輪が突然破裂しました。慌ててロードサービスを呼び、外したタイヤの裏側を確認してもらったところ、なんと9年前の製造年月日が刻印されていました。山は5mm残っていたため車検は通ったとのことですが、死ぬ思いをしました」(30代男性ドライバーの手記より)

車検制度はあくまで「その検査場を通過する瞬間に、保安基準の最低ラインを満たしているか」を測定する静的検査に過ぎません。その後の2年間、豪雨の高速道路で安全に止まれるか、真夏の炎天下で100km/h巡航に耐えられるかという動的な耐久信頼性を保証するものではないという事実を、利用者は冷徹に理解しておく必要があります。

高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。