加害者が過激な誹謗中傷に走る動機は、多くの場合きわめて個人的で身勝手なものだ。心理カウンセラーやネット問題に詳しい専門家は、「注目集め」と「自己正当化」が二大要因であると指摘する。SNSのアルゴリズムが開示する数字やインプレッションに中毒化し、過激な投稿によってフォロワーや『いいね』を得る快感から抜け出せなくなる。
また、「不正をただしている」「特定のグループを正しく批判している」という歪んだ正義感に支配された投稿者も目立つ。オンライン上の同調圧力とエコーチェンバー現象が加害意識を麻痺させ、集団で叩くことで罪悪感が打ち消されていく心理的メカニズムが存在する。