ホールの真価が露わになるのは、特定日と呼ばれる特別な朝だ。「7のつく日」や週末の並びは異様な光景を見せる。今回、独自に入手した出玉集計データと現場取材の証言を突き合わせると、明確な法則性が浮き彫りになってきた。
データ解析から見えてきたのは、決して一部の派手な見せ台だけに頼らない綿密な配分設計だ。特定日におけるメインコーナーの総差枚数はコンスタントにプラス域を叩き出し、角台や中央通路沿いといった目立つ位置だけでなく、島の中央部にもしっかりと最高設定挙動を示す台が潜んでいる。現場の常連客はこう証言する。「ここは並びで入れてくる傾向が強い。隣が高設定挙動を見せたら、自分の台も粘る価値が十分にある」。
単なる偶然の引き強ではない。緻密に計算された設定投入の痕跡が、グラフの初当たり確率とスランプグラフの右肩上がりの軌道に刻まれている。