宮城の滋味をストレートに楽しむなら、旬の郷土料理は見逃せません。特に晩秋から冬(10月〜3月頃)にかけて仙台を訪れるなら、仙台せり鍋の専門店へ足を運ぶのが鉄則です。「蔵の庄」や「いづも」といった名店では、鶏ガラや鴨ベースの上品な出汁に、シャキシャキとした根付きせりをさっとくぐらせていただきます。泥臭さが一切なく、ハーブのような爽やかな香りと強い甘みは、一度食べると忘れられない衝撃を与えてくれます。
また、秋の味覚として全国的な人気を誇るはらこ飯は郷土料理の2026年最新トレンドとしても熱い視線を集めています。宮城・亘理町発祥のはらこ飯は、鮭の煮汁で炊き上げたご飯の上に脂ののった鮭の身と大粒のいくら(はらこ)を贅沢に敷き詰めた逸品です。近年は仙台駅周辺の割烹や居酒屋でも秋季限定の看板メニューとして提供されており、旬の時期には予約必須の人気ぶりを見せています。