首都圏の課題や地域コミュニティの鼓動を伝えた『首都圏ネットワーク』での活躍も、彼女のキャスター人生における重要なマイルストーンだ。スタジオに座るだけでなく、自らヘルメットやスニーカーを身につけて現場へと足を運び、街の声や被災地の現実を直接取材する姿勢を貫いた。
巨大都市が抱える格差や高齢化、防災インフラの課題など、身近でありながら見過ごされがちなテーマに対し、彼女は当事者と同じ目線に立って対話を重ねた。画面から伝わる温かみと説得力は、徹底した足を使った取材の積み重ねによって生み出されていたのである。