郡山市内には現在、数多くの取扱店が存在するが、実は店ごとにパンの厚みやクリームの味わいが微妙に異なる。地元ファンはそれぞれに「推し店」を持っているほどだ。
元祖「ロミオ」(現在は三万石が展開)のものは、王道のミルク感と、ふわふわでありながらしっかりとした弾力のあるパン生地が特徴。クリームは適度な硬さがあり、持ち運びにも適している。
一方、市内の人気ベーカリー「フォンデュ」では、炭焼き食パンを使用した香ばしいベースに、少しとろみのある甘さ控えめなクリームを合わせる。「大友パン店」では、デニッシュ生地に変更した限定版や、カフェオレ味のクリームなど、バリエーションで独自路線を走る。巡れば巡るほど、その奥深い世界に引き込まれるはずだ。