Do As Infinityは2005年9月に突如として解散を発表した。当時、音楽性の違いやメンバー間の不仲説が週刊誌やネット掲示板を賑わせたが、その真相はもっと静かなものだった。公式発表および関係者の証言を総合すると、解散の主因は長尾大の方向性の変化にあったとされる。
長尾大は2000年代前半から他アーティストへの楽曲提供やプロデュース業務を増やしており、Do As Infinityの活動に割ける時間が物理的に減っていた。バンドを続けるのか、作家業に軸足を移すのか。話し合いを重ねた結果、無理に活動を継続するより一旦幕を下ろす選択をしたというのが、複数の音楽関係者が語る共通認識だ。
ネットで流布された「伴都美子と長尾大の確執」「大渡亮が脱退を促した」といった情報は、明確な根拠に欠ける。実際、解散発表時の記者会見では3人が揃って登壇し、互いへの感謝を口にしている。表情に険悪さはなく、むしろ清々しさすら漂っていたのが印象的だった。
そして2008年9月、Do As Infinityは伴都美子と大渡亮の2人で再結成を発表。シングル「∞1」で活動を再開した。長尾大は再結成に参加せず、これ以降、Do As Infinityは2人体制が正式な形となっている。再結成時のインタビューで伴都美子は「また2人で音楽を続けられることが素直に嬉しい」と語り、大渡亮も「待っていてくれたファンに恩返しがしたい」とコメントしている。