ボディメイクジムのトレーナー陣への聞き取りや、SNS・コミュニティ上の口コミを精査すると、美尻作りを目指す女性の約7割が初期の3週間で何らかの壁に直面している実態が浮き彫りになります。
現場で最も多く寄せられる相談が「トレーニングを始めたのにお尻に効かず、前ももや外ももばかりが張ってしまう」という現象です。大手パーソナルジムのチーフトレーナーは次のように指摘します。
「長時間のデスクワークが常態化している現代人は、大臀筋の神経伝達が鈍る『殿筋健忘症(Gluteal Amnesia)』に陥っているケースが多々あります。お尻の筋肉の使い方が脳から抜け落ちている状態でいきなりワイドスクワットを行うと、代償動作として大腿四頭筋(前もも)ばかりが働いてしまい、結果として脚が太くなってお尻は変わらないという悪循環に陥るのです」
また、知恵袋や女性向け掲示板の投稿でも、「骨盤矯正ガードルを毎日履いていただけで安心し、脱いだときのたるみに愕然とした」という声が散見されます。ガードルは外出時のシルエット補整や歩行時の骨盤アシストには極めて優秀である一方、筋力そのものを増大させるわけではありません。「日中はガードルで姿勢を保持しつつ、夜の入浴前や就寝前に10分の自重エクササイズを習慣化する」という二重構造を作れた人だけが、確実な成果を手にしています。