2015年4月にRKK熊本放送へ入社して以来、糸永アナは熊本のお茶の間に欠かせないトップアナウンサーとして活躍してきました。それだけに、2025年9月末をもっての退社発表は地元視聴者に大きな衝撃を与えました。
彼女が退職を決意した真の動機は、熊本日日新聞社が運営するウェブメディア「くまにちコム」に寄稿された連載記事『糸永アナの「本音」㊤』(2025年8月20日公開)の中で赤裸々に語られています。そこには、安定した局アナという立場に安住せず、一人の表現者として次のステージへ踏み出したいという切実な職業的葛藤が綴られていました。
地方局のアナウンサーは、30代を迎えると管理職業務や番組統括などの内勤業務が増えるのが一般的な構造です。現場で言葉を紡ぎ続けたい、自らの可能性をより広い舞台で試したいという情熱が、勤続10年という節目での背中を押しました。日刊スポーツNEWS(2025年10月1日付)が報じた通り、退社翌日にはフリーアナウンサーの最大手である「セント・フォース」への正式所属が発表され、東京進出を果たしました。退社は決してネガティブな事情ではなく、明確なキャリアプランに基づいた挑戦であったことが証明されています。