「夜間に氷点下にならない地域に住んでいる」「マンションのベランダではカラスやホコリが心配」という方でも、家庭用冷蔵庫の冷凍室を使えば誰でも本格的な凍み大根が作れます。人工的に「夜の冷凍」と「昼の乾燥」を作り出すハイブリッド製法です。
冷凍庫を活用した作り方の手順は極めてシンプルです。
- 大根を切って下茹でする:皮を厚めにむき、2cm幅の輪切りにして固めに下茹でし、粗熱を取って水気を拭き取ります。
- 冷凍庫で完全に凍らせる:ラップを敷いた金属トレイに大根を並べ、冷凍庫で一晩(約8〜12時間)しっかり凍らせます。
- 日中に外干し(または室内干し):翌朝、凍った大根を干し網(乾物用ネット)に並べ、日当たりの良い場所で夕方まで風に当てて解凍・乾燥させます。
- 夜間に再び冷凍庫へ戻す:夕方取り込んだら、ジッパー付き保存袋などに入れて再び冷凍庫へ入れます。
- この工程を5〜7日間繰り返す:水分が完全に抜け、大根が黄色〜アメ色になり、カサカサに軽くなれば完成です。
天候が悪い日や外に干せない場合は、解凍時にキッチンペーパーで水分を吸い取りながら、扇風機の風を当てて室内乾燥させるだけでも十分に仕上がります。天候に左右されずカビのリスクを極限まで抑えられるため、現代の家庭に最も適した裏ワザと言えます。