現在、小泉進次郎氏が就いている公職は衆議院議員(神奈川11区選出)です。内閣における大臣や副大臣、政務官といった政務ポスト、ならびに自民党執行部における党四役(幹事長、総務会長、政務調査会長、選挙対策委員長)などの要職には就いておらず、形式上は党の「一議員(無役)」というポジションにとどまっています。
しかし、永田町における実質的な存在感は依然として群を抜いています。特定の派閥に属さない無派閥議員の中心人物として、若手・中堅議員からの信望を集めるほか、党の各種調査会や特命委員会での政策議論、GX(グリーントランスフォーメーション)や少子化対策、ライドシェアをはじめとする規制改革の現場で積極的な提言を続けています。党執行部に距離を置く「フリーハンドの立場」を得たことで、かえって歯に衣着せぬ発言力が増しているのが現在の実態です。