MBAとは「Master of Business Administration」の略称であり、日本語では経営学修士と呼ばれる学位です。大学院レベルの教育機関である経営大学院(ビジネススクール)において、財務会計、マーケティング、経営戦略、組織行動学などの経営資源全般を網羅的に修めた人物をMBAホルダーと呼びます。
MBAは弁護士や公認会計士のような独占業務を持つ国家資格ではなく、あくまで学術・実務上の「学位(修士号)」です。そのため、取得しただけで特定の法的業務ができるわけではありません。
日本国内におけるMBAホルダーの割合は、欧米諸国と比較して依然として極めて低い水準にあります。文部科学省の学校基本統計や各種人材調査の動向を総合すると、日本の労働力人口の中でMBAを保有している割合は0.5%未満と推計されます。米国では年間10万人規模のMBAホルダーが誕生しているのに対し、日本国内のビジネススクール修了者は年間数千人規模にとどまるため、希少性自体は高い状態を維持しています。