「どんな体型にも合う」と言われるテーパードパンツですが、生地感やタックの有無、股上の深さを骨格タイプに合わせてチューニングすることで、その効果は何倍にも跳ね上がります。
骨格ストレート:装飾を抑えたジャストサイズと上質素材
全体的に筋肉のハリがあり、太ももに厚みが出やすい骨格ストレートタイプ。タックが過剰に入ったものを選ぶと腰回りが着太りして見える危険があります。ノータックまたは控えめなワンタック、ハリ感のある高密度ウールや上質な混紡素材を選び、センタープレスの入ったジャストフィットのモデルを合わせると、持ち前の立体的な美しさが引き立ちます。
骨格ウェーブ:ハイウエストと柔らかいとろみ素材
下重心でヒップラインや太ももの横張りが気になる骨格ウェーブタイプは、テーパードパンツと最も相性が良い骨格です。ハイウエスト設計で腰位置を高く見せつつ、ツータックやインタックで腰回りを優しく包み込むデザインが最適。ポリエステルやレーヨンなどの柔らかなドレープ感のある生地を選ぶと、華奢な上半身とのバランスが完璧に整います。
骨格ナチュラル:ゆったりとしたワイドテーパードと天然素材
骨や関節のフレーム感がしっかりしている骨格ナチュラルタイプ。裾が極端に細すぎるタイトなテーパードを履くと、膝やくるぶしの骨感が強調されてアンバランスになりがちです。全体的にワイド感を残した「ワイドテーパード」や、リネン混・ドライタッチのコットン素材など、風合いのある生地で少しラフに落とし込む着こなしが際立ちます。
低身長(小柄体型)のテーパードパンツ選び方
身長150cm台の小柄な女性や165cm前後の男性が選ぶ際は、裾幅が15〜17cm前後にしっかりと絞られたモデルが適しています。裾が太いまま長さを詰めてしまうと、テーパード特有の美しい傾斜が削れてしまい、単なる太いストレートに見えてしまうためです。アンクル丈(くるぶしが完全に見える丈)や股上深めのハイライズを意識し、視線を上に集める工夫がスタイルアップの決め手となります。