インターネット上の掲示板やSNSでは、ニンジニアスタジアムに関して一部極端な評判や誤解が見受けられます。長年現地を取材する視点から、代表的な3つの誤認について真相を検証します。
誤解①:「陸上トラックがあるため、ピッチが遠すぎて観戦に向かない」
真相:確かに球技専用スタジアムと比較すれば物理的な距離はあるものの、ニンジニアスタジアムのスタンド設計は比較的傾斜角が確保されています。特にメインスタンドおよびバックスタンド中段以降からの視界は良好で、「両チームのフォーメーションや選手全体のポジショニングが綺麗に把握できる」という戦術的メリットがあります。全体を俯瞰して試合の流れを読みたいファンにとっては、むしろ非常に見やすい構造です。
誤解②:「山の中にあるため、公共交通機関での遠征は困難である」
真相:前述の通り、試合日には松山主要駅から直行のシャトルバスが運行されており、松山空港や松山港からのアクセスも市街地を経由すれば極めて明快です。道後温泉などの主要観光地と組み合わせた遠征ルートも確立されており、事前に行程を組んでおけば公共交通機関のみで何ら問題なく遠征を完遂できます。
誤解③:「メインスタンドの指定席なら雨対策は完全に不要である」
真相:メインスタンドに屋根があるとはいえ、屋根が覆っているのは上段エリアが中心です。風が吹くと10列目〜12列目付近まで雨粒が吹き込みます。「指定席だから大丈夫」と油断せず、最上段席でない限りは撥水性のあるウインドブレーカーやレインポンチョをバッグに忍ばせておくのが、ベテラン観戦者の常識です。