借金を重ねた自覚がないにもかかわらず、審査に落ちるケースで際立って多いのが携帯料金滞納ブラックです。
近年のスマートフォンは端末価格が10万円〜20万円を超える高額化が進んでおり、通信キャリアの「2年返却プログラム」や分割払い契約は、法制上「個別信用購入あっせん契約」という立派な割賦販売(借入)に該当します。毎月の携帯利用料と一緒に請求される端末代金の支払いを2〜3か月滞納すると、通信回線の停止だけでなく、CICの個人信用情報に「異動」が登録されます。
「たかがスマートフォンの支払いが遅れただけ」という認識のズレが、将来の住宅ローンやマイカーローンを組めなくさせる深刻な原因となっています。
また、短期間に何社ものカードやローンへ連続して申し込む「申し込みブラック」も警戒すべき要素です。信用情報機関には申し込みの履歴が6か月間保持されます。1か月に3〜4社以上へ連続して申請すると、「資金繰りに極端に窮している」と自動判定され、自動スコアリング審査で弾かれるケースが目立ちます。