池袋線が不通、あるいは大幅にダイヤを乱している状況下で、ホームにとどまり続けるのは得策ではありません。西武鉄道が他社線への振替輸送を実施している場合、所持している乗車券類(定期券・普通切符・回数券等)の区間に応じて、運賃を追加負担することなく迂回路を利用できます。代表的な西武鉄道迂回ルートは以下の4系統です。
1. 西武新宿線ルート(所沢・東村山経由)
所沢以西(飯能・狭山方面)から都心を目指す場合、所沢駅から西武新宿線に乗り換えて高田馬場・西武新宿へ向かうのが最も定石の回避ルートです。池袋線が止まっても新宿線が生きていれば、致命的な遅刻を回避できます。
2. 東武東上線・有楽町線ルート(川越・朝霞台・和光市経由)
秋津・清瀬・所沢周辺にいる場合、JR武蔵野線(新秋津駅)経由で北朝霞/朝霞台駅へ抜け、東武東上線または有楽町線・副都心線の始発列車を利用する手があります。池袋線側で直通が途切れていても、和光市発着の地下鉄線は動いている場合が多く有効です。
3. 都営大江戸線ルート(練馬経由)
練馬駅までたどり着いているならば、西武線ホームで待つのではなく都営大江戸線へ乗り換えるのが賢明です。新宿、六本木、大門(浜松町)方面へ直接アクセスできるため、都心南部への移動ロスを大幅に削れます。
4. JR埼京線・湘南新宿ラインルート
池袋駅周辺で足止めを食らい、下り方面へ帰還したい場合は、JR埼京線で武蔵浦和へ向かい、武蔵野線で西武沿線(新秋津・所沢方面)へと回り込むアプローチが機能します。
なお、振替輸送ルートを利用する際の鉄則として、「交通系ICカード(Suica/PASMO)のチャージ残高のみで入場した場合は振替対象外」となる点には注意が必要です。IC定期券の券面区間内を利用している場合に限り、他社線の自動改札を通らず有人改札口を提示通過することで振替が適用されます。