豆腐を毎日食べた男性の体に起きた異変|結石420個摘出の真相と罠

豆腐を毎日食べた男性の体に起きた異変|結石420個摘出の真相と罠

豆腐を毎日食べた男性の体に起きた異変|結石420個摘出の真相と罠の要点や背景をコンパクトにまとめました。最新トレンドを一目で把握できます。

男性が真に警戒すべき豆腐の過剰摂取リスクは、ホルモンではなく「腎臓のろ過機能」と「尿酸値(痛風)」にあります。

第一の落とし穴は、痛風の原因となるプリン体です。「豆腐はヘルシーだから痛風とは無縁」と思い込んでいる方が多いですが、木綿豆腐1丁(300g)には約70mgのプリン体が含まれています。公益財団法人痛風・尿酸財団のガイドラインでは、1日のプリン体摂取制限の目安は400mg以下と定められています。ビールや魚介類を控えていても、ヘルシー志向で毎食豆腐をドカ食いしていれば、あっという間に許容量を圧迫します。

第二の落とし穴は、腎機能低下者におけるタンパク質負荷です。すでに健康診断でクレアチニン値の上昇やeGFR(推算糸球体濾過量)の低下を指摘されている男性の場合、いくら良質な植物性タンパク質であっても、過剰に摂取すれば老廃物である尿素窒素(BUN)が増加し、弱った腎臓の糸球体に多大なろ過圧力を強いることになります。「体に良いから」と腎臓病の初期段階で大豆製品を増やす行為は、病状の進行を早める危険な選択となり得ます。

井上 凛
著者

井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。