全国の主要百貨店や駅ビルに展開するたごさくの店舗(デパ地下・エキナカ)には、平日の昼時や夕方の帰宅ラッシュ時に絶えず行列が生まれています。中高年層だけでなく、近年では若いビジネスパーソンやファミリー層の利用も目立ちます。
多くのファンを惹きつける最大の要因は、店頭に並ぶ巨大な木製蒸籠(せいろ)から漂うライブ感と、注文を受けてから温かいおこわを好みの組み合わせで詰めてくれるセミオーダー形式にあります。「五目おこわ」「栗おこわ」「赤飯」など、色鮮やかな数種類の中から選べる楽しさが、コンビニ弁当や一般的なテイクアウト総菜とは一線を画す体験を生み出しています。
また、たごさくの人気メニューを支える技術的根拠として見逃せないのが、「冷めたときのもちもち感と粒立ちの維持」です。水分含有量のコントロールが難しいもち米を、熟練の職人監修のもとで均一に蒸し上げることで、持ち帰って数時間後でも米が硬くなりにくい品質管理が徹底されています。