0800からの着信すべてが危険というわけではありません。着信理由は大別して「正当な連絡」「迷惑な営業電話」「悪質な詐欺・個人情報収集」の3パターンに分かれます。
1. 正当な業務連絡・サポート窓口
利用中のクレジットカード会社、銀行、配送業者の配達員連絡、予約したサービスの確認通知などです。この場合、要件が明確であり、留守番電話に会社名とメッセージが残されるのが一般的です。
2. 電力・回線切り替えなどのしつこい営業電話
消費生活センター等へ報告される0800着信の大半を占めるのが、「電力プランの切り替え勧誘」「光回線の乗り換え」「太陽光パネル・蓄電池の設置」「不用品・貴金属の訪問買取」です。中には大手通信会社や大手電力会社の子会社・関連企業を装って電話をかけ、契約を変更させようとする悪質な代理店も存在します。
3. オートコール(自動音声)を使った番号収集・詐欺手口
近年急速に増加しているのが、機械がランダムに自動発信を繰り返す「ロボットコール(オートコール)」です。電話に出ると「こちらは世論調査です」「〇〇に関するアンケートです」と機械音声が流れ、プッシュボタンでの回答を求めてきます。これに応答してしまうと、「この番号は現在使われており、本人が応答する」という生きた個人情報として認識され、名簿業者間で高値で転売されるリスクが生じます。