ホッティーの塩の知名度を一気に押し上げたのは、派手なマスメディア広告ではない。開発者の堀田氏自らが熱量高く語りかけるYouTubeチャンネルや、愛用者たちが自発的に体験談をシェアするInstagramのコミュニティだ。
「半信半疑で試してみたら、長年悩んでいた食後の重だるさが消えた」「料理の味が劇的に変わった」といった生々しい体験談がSNS上で拡散。従来の広告に見られる作られた宣伝文句とは異なり、体調の変化を実感したユーザーによる等身大の口コミが連鎖的な信頼を生み出していった。
この熱量は、EコマースプラットフォームのBASEをはじめとする公式オンラインショップでの記録的なリピート率へと直結している。健康食品・自然食品業界において、広告費を投じずにこれほどの支持を集め続ける事例は極めて異例だ。購入者の多くが単発の購入にとどまらず、家族や友人に勧めるアンバサダーのような役割を果たしている点に、このブランドの独自の強さがある。