2026年にメンバー5人が共同で設立した「株式会社嵐」。この動きは当時、ファンに大きな希望を与えた。しかし、2026年現在になっても、彼らが5人でステージに立つ姿は見られていない。独立独歩の道を歩む二宮和也、舞台演出やプロデュース業で独自の地位を築く松本潤、そして表舞台から距離を置き続ける大野智。それぞれの思惑が複雑に絡み合う中、グループとしての活動再開は遅々として進んでいないのが現状だ。
新会社STARTO社とのエージェント契約という形を取りながらも、実質的な主導権を誰が握るのかという問題が、常に障壁となって立ち塞がっている。かつての「ファミリービジネス」から脱却し、完全な近代経営へと舵を切ったはずの組織において、過去の遺産とどう折り合いをつけるのか。その答えはいまだ見出されていない。