ニュークラブの料金体系は、一見するとキャバクラと同様の時間制に見えますが、最終的な支払額を左右する独自の構造があります。入店前に把握しておくべき主要項目は以下の4点です。
1. セット料金と延長料金の仕組み
基本セット時間は1セット60分(昼帯や早番帯は50分〜70分の場合あり)に設定されており、料金は10,000円〜20,000円程度が相場です。時間を過ぎると自動延長(30分単位または60分単位で5,000円〜10,000円程度)となる店舗が多く、終了前にスタッフからの声掛けがない場合もあるため時間管理が重要になります。
2. 指名料金と「永久指名制度」の有無
キャストを指名する際の「本指名料」は1回あたり2,000円〜4,000円、「場内指名料」は2,000円〜3,000円程度です。ここで注意すべきは、一部の高級店や地方の有名店で採用されている「永久指名制度」です。一度本指名を入れると、以降はその店舗で他のキャストへ指名を変えることがタブーとされます。高級クラブの「係(かかり)」の概念が残っている証拠であり、安易な指名替えがトラブルの原因となるケースもあります。
3. 同伴とアフターのルール
出勤前にキャストと店外で食事を楽しんでから一緒に入店する「同伴」には、通常3,000円〜5,000円程度の同伴料が発生します。一方、営業終了後に店外で過ごす「アフター」は店舗への支払いは発生しませんが、キャスト個人の裁量と顧客との信頼関係に完全に委ねられており、強制できるものではありません。
4. サービス料(サービスチャージ)とTAXの存在
請求書で最も金額が跳ね上がる要因が、サービス料と消費税を合わせた「TAX」です。一般的な飲食店では10%ですが、ニュークラブでは25%〜40%に設定されています。例えば、飲食や指名の小計が30,000円だった場合、TAXが35%加算されると請求総額は40,500円となります。「メニュー表の合計額と実際の請求額が乖離する」と感じる主たる理由はここにあります。