胃腸炎の治りかけでおならが止まらない理由は?回復サインとぶり返し防止法

胃腸炎の治りかけでおならが止まらない理由は?回復サインとぶり返し防止法

胃腸炎の治りかけでおならが止まらない理由は?回復サインとぶり返し防止法の具体的な内容に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。

Q1:おならが腐った卵のように臭いのはいつまで続きますか?受診の目安は?
A1:通常、消化の良い食事と整腸剤の服用を継続していれば、腸粘膜のターンオーバーと善玉菌の回復に伴い、下痢の停止から3日〜5日程度で異臭は急速に減衰します。1週間を過ぎても全くにおいが薄れない場合や、便に血液・粘液が混じる場合は、単なるウイルス性胃腸炎ではなくカンピロバクター等の細菌感染や二次的な腸炎を併発している可能性があるため、消化器内科を受診してください。

Q2:市販の『新ビオフェルミンS』は、胃腸炎の治りかけにすぐ飲んでも問題ありませんか?
A2:基本的には全く問題ありません。むしろ、激しい下痢によって洗い流されてしまった善玉菌を速やかに外から補給することは、悪玉菌の増殖を抑えて強烈なおならの発生を早期に沈静化させるために極めて合理的です。ただし、医師から抗生物質(抗菌薬)を処方されている場合は、市販の乳酸菌が死滅してしまうことがあるため、抗生剤に耐性を持つ処方薬(ラックビーRや耐性乳酸菌製剤)が適しています。処方医または薬剤師にご相談ください。

Q3:下痢は止まりましたが、おならをする時に便が漏れそうで恐怖感があります。
A3:急性胃腸炎の直後は、肛門括約筋の感覚センサーや大腸末端の緊張が一時的に麻痺しており、「気体(ガス)」と「液体(腸液・粘液)」を正しく判別する能力が低下しています。そのため、「おならだけのつもりが出し殻のように微量の便や粘液が漏れてしまう」現象は珍しくありません。腸の知覚が完全に回復するまでの2〜3日は、トイレの便座に座った状態で意識的におならを出す習慣をつけるか、就寝時や外出時は一時的に吸水パッドや紙パンツを活用して心理的ストレスを軽減することをおすすめします。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。