金魚のエラ病は放置厳禁!初期症状の見極めと塩浴・薬浴の救命手順

金魚のエラ病は放置厳禁!初期症状の見極めと塩浴・薬浴の救命手順

金魚のエラ病は放置厳禁!初期症状の見極めと塩浴・薬浴の救命手順に関する主要なデータを分かりやすく解説いたします。

エラ病の兆候を確認したら、直ちに本水槽から病魚を移す適切な隔離方法を実施します。本水槽に直接投薬すると、ろ過バクテリアが全滅して水質が一段と悪化する恐れがあるためです。隔離水槽はプラスチックケースや衣装ケース、バケツでも代用可能ですが、水量は10L以上を確保し、必ずエアレーション(弱めのエアストーン)を設置して高濃度の酸素を供給してください。

そして、隔離と同時に最初に行うべき基本処置が「0.5%塩浴」です。塩分濃度を金魚の体液とほぼ同じ0.5%(水10Lに対して食塩50g)に調整することで、浸透圧を保つための体力消費を劇的に抑え、自己治癒力を最大限に引き出します。

塩浴を行う際は、以下の手順を厳守してください。

① 塩はミネラル添加物などが含まれていない純粋な食塩(塩化ナトリウム99%以上の粗塩など)を使用します。
② 急激な水質変化を防ぐため、あらかじめ少量の飼育水で塩を完全に溶かしてから、数回に分けて隔離水槽へ投入します。
③ 消化器官を休ませて水質悪化を防ぐため、塩浴期間中は完全絶食を徹底します。

軽度の初期症状であれば、この0.5%塩浴と水質管理だけで数日以内に回復する例も少なくありません。

井上 凛
著者

井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。