1995年、ジョン・ラセター監督の指揮のもと誕生した『トイ・ストーリー』は、長編アニメーションの歴史を根底から塗り替えました。その成功の核にあったのが、対極の性格とデザインを持つ二人による極上のバディ・コメディです。
ウッディ・プライドは、縦長のシルエット、面長な顔立ち、柔らかな布地とステッチが特徴的なクラシック・カウボーイ。対するバズ・ライトイヤーは、横幅のあるドッシリとした体躯、直線と曲線が交錯するハイテク宇宙服を身に纏っています。この極端なシルエットの対比こそが、一目で二人の関係性と個性を伝える黄金比率なのです。