ロルバーンの代名詞ともいえるのが、目に優しいクリーム色の用紙と繊細な5mm方眼メモの組み合わせだ。真っ白な用紙とは異なり、この独特の色彩は光の反射を和らげ、長時間の執筆作業でも目の奥に疲労感を残さない。文字を美しく整えて書くガイドとしてはもちろん、図形やアイデアのラフスケッチを自在に展開する際にも、主張しすぎない罫線が完璧なキャンバスを提供する。
全ページに精巧に施されたミシン目も、実用性を極めた設計の賜物だ。ひらめいたアイデアを即座に切り離してチームに共有したり、不要になった下書きを未練なく破り捨てたりすることで、手帳の中身は常にクリアな状態に保たれる。書くという行為からストレスを徹底的に取り除く仕掛けが、紙一枚の裏側にまで行き渡っている。