いまSNS上では、完璧に整えすぎない「エフォートレス(抜け感)」なスタイリング技法が圧倒的な支持を集めている。Instagramのショート動画やPinterestのコーディネートボードでは、左右の長さをあえて不揃いにしたアシンメトリー結びや、バックルを使わずにくるりと巻きつけるだけのノットアレンジが何百万人もの保存数を記録している。
きっちりとした対称性を崩すことで、パリジェンヌのような気負わないエレガンスが完成する。あえてベルトの端を長く垂らし、風になびかせるスタイルは、歩行時の動きにドラマチックな余韻を添えてくれる。手持ちのアウターでも、結び目の位置をほんの数センチサイドにずらすだけで、一気に今っぽい空気感を纏うことが可能だ。